JR東日本のタコ駅員
1999年9月11日(土)のことです。前売りで、9月11日から有効の
“横浜市内−神戸市内”の片道普通乗車券を買っていた私は、旅程の都合によ
り、その乗車券を“横浜市内−相生”の往復普通乗車券に変更する必要が生じ
たので、横浜駅の改札窓口に、その旨、申し出ました。
※ 新横浜発6時30分の〔ひかり101号〕に乗車する必要があったので、
5時30分頃、申し出ました。横浜駅の出札窓口の営業時間は、6時〜23
時で、この時は、まだ営業を開始していませんでした。
改札窓口の係員氏は、
まだ、きっぷ売り場が開いていないので、変更はできません。新横浜駅
で変更してもらって下さい。
と、案内しました。
※ もとの乗車券は、新横浜,新幹線経由のものでした。
私は、「もとの乗車券を使い始めてしまうと、変更の際の運賃の計算が変わ
ってしまい、損をするので、もとの乗車券は未使用のまま、変更をしてもらえ
るようにしてほしい」と、申し出ました。
すると、係員氏は、
新横浜までの乗車券(160円)を買って、それで新横浜まで行って下
さい。
と、案内しました。
いちいち言うまでもないことですが、この“横浜−新横浜”の片道普通乗車
券は、買う必要のないものです。そこで、私は、「その乗車券の160円は、
事情を説明すれば、新横浜駅で返してもらえるのでしょうか」と、尋ねました。
それに対し、係員氏は、
それは、わかりません。
と、答えました。
以上のやり取りから、以下に示す結論が導かれます。
・ この係員氏は、「客が損をしようが、自分には何の関係もない」と考え
ている。
で、私は、改札補充券を使って乗車券を作る,乗車証明書を出す,もとの乗
車券を無手数料で払い戻す旨の証明をするなど、他の方法も考えられると思っ
たので、さらに、「客に対し、そんな手間とお金を使わせるような案内をして
もよいのか」と尋ねたところ、係員氏は、
横浜駅では、そういうことにしています。問題があるとお思いなら、駅
長室でお話ししてみて下さい。
と、答えました。
素直に解釈すれば、結論は、以下に示すように修正されるでしょう。
・ 「客が損をしようが、自分には何の関係もない」は、係員氏の考えでは
なく、横浜駅の考えである。
いくらなんでも、それはおかしいので、後日、グリーンカウンターに申し出
ることにし、この係員氏は、単に、責任逃れだけを考えているものと見なし、
同じことをいつまでも話していても、時間の無駄なので、“案内”のとおり、
160円の普通乗車券を買い、“案内”のとおり、新横浜駅で乗車券の変更を
やってもらいました。
予想どおり、160円は、戻りませんでした。
※ 9月15日に、グリーンカウンターを経由して、駅長室で、助役氏を相手
に、全て説明しました。その結果、助役氏も、この係員氏の案内はおかしい
ということを、認めて下さいました。例えば、改札補充券を使って乗車券を
変更することや、乗車証明書を渡すことなど、新横浜までの乗車券を買わせ
ずに済む手段もあるということを、認めて下さいました。