JR東日本のタコ券売機


 けっこう前の話(“昔話”に属するかも知れない)のですが、思いついたの
で、紹介しておきます。

 私は、帰省のため、東海道本線の戸塚(神奈川県横浜市戸塚区)から中央本
線の鶴舞(愛知県名古屋市中区)まで、東海道新幹線を経由して旅行すること
が、わりと頻繁にありました。

 そのためのきっぷは、あらかじめ職場の近くの旅行代理店で買っておくこと
もありました(当時、JR東日本の窓口ではJRカードとビューカード以外の
クレジットが使えなかったため)が、旅行の当日に戸塚駅の券売機で買うこと
もありました。

 駅の券売機で買う場合は、もちろん、現金払いです。

 戸塚から鶴舞までのきっぷは、運賃(横浜市内−名古屋市内)が5460円
で、新幹線自由席特急料金(新横浜−名古屋)が3980円で、計9440円
です。

 たまたま、財布の中に、百円硬貨と十円硬貨がたくさんあったので、一万円
紙幣1枚と百円硬貨4枚と十円硬貨4枚を投入して千円紙幣1枚の釣り銭をも
らうことにしました。

 このような使い方は、一般に、自動販売機では、よく行なわれていると思い
ます。

 で、タッチパネルで、名古屋までの乗車券+新幹線自由席特急券を選択し、
百円硬貨,十円硬貨,一万円紙幣の順に投入したところ、券売機は、「投入額
が多すぎる」ということで、きっぷを出さず、投入した全額(10440円)
を返してよこしました。

 かくして、「タコだなぁ」などと思いつつ、同じ操作を繰り返し、今度は、
一万円紙幣のみを投入し、財布の中の百円硬貨と十円硬貨が更に増えることに
なりました。

 なお、最近は、むしろ手持ちの小銭を増やしたい事情があり、この時のよう
な買い方を試していません。従って、この時のような“タコ”が改善されてい
るかどうかは、わかりません。



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